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【審美歯科, 矯正歯科, 歯科】

歯を健康にして、体も脳も若々しく。未来に向けた口腔ケアってどんなことをすればいい?

いよいよ今年も終わりですね、、早いものでコロナ禍での生活も3年目に入ります。色々と不便も多い日常生活ではありますが、そんな中でもいいこともありました。皆様方の健康への意識が上がったこと!

コロナがあって健康意識が変わってきたのは間違いなく、今後もさらに健康増進への個々の取り組みが広がっていくのではないかと確信しています。

これからは、予防。 体のことも歯のことも病気にならないよう「予防」がキーワードです。悪くなる前に防げることってたくさんあります。皆様も、正しい情報、知識を持って、十分に気をつけていきましょう!

 

さて、今年の歯科界のニュースは、6月にまとめられた政府の 「 骨太の方針」 の中に、国民皆歯科健診という言葉が取り込まれたことです。

今までは、18歳までは歯科健診が義務付けられていたのですが、全ての国民が歯科健診を受けることの実現に向けて、検討を始めることが示されました。

あくまで骨太の方針に盛り込まれた段階であり、実際に運用が始まるのは3~5年程度、先だと言われていますが、この改革で歯への意識、オーラルケアの重要性がもっと高まって来るといいなと、期待しています。

歯の健康が全身の健康にどれほど関わっているかは、歯科のアンチエイジングとしては言わずもがな、開業時からお伝えしていますが、最近ニュースでも取り上げられることが多くなったのは歯周病菌と全身の病気との関連性です。

たとえば

○心血管疾患   歯周病菌が血管に張り付くことで動脈硬化を助長

○糖尿病    歯周病感染で炎症性サイトカインがインシュリン細胞に影響を与え高血糖状態に

○誤嚥性肺炎  口内環境が悪化し歯周病菌が器官に入ることで肺炎を起こす

についてです。

これって、本当なんですよ、怖いと思いませんか?歯周病菌がどれほど毒素の強い菌かがお分かりになるかと思います。歯周病菌は食後8時間で食べ物のカスを餌に歯垢(細菌)になり始めて、すごい勢いで増殖するんです。だから、ちょっと磨かないで寝ちゃった、、なんて日が続いた場合、健康被害が確実に起こってくる可能性があります。十分に気をつけて、歯磨きだけは忘れないようにしてください。

 

歯が全身の健康に関わることで、こちらも知られるようになってきました。

「脳との関係」

口腔の健康状態が悪化すると、認知症発症リスクが高まる可能性があるとの報告も医学誌で発表されていますが、国立長寿医療センターがイギリスの学術誌で発表した論文で「歯の喪失が脳の認知機能低下に大きく影響をした」というマウスの実験結果報告をしていますし、研究チームは「口腔ケアによって歯の健康を保つことが、脳の健康維持にとっても重要であることが示されている」と語っています。

また、要介護や認知症、認知機能低下傾向にある人を対象に、歯の本数と6年後の認知症発症にどのような要因が関連しているかを調べた研究によると、歯を喪失することで人とのコミュニケーションや交流人数が減り、それが認知症を発症するといった報告もされていました。

体の健康にとっても「歯」は命なのですね。

脳の活性化、若々しい見た目、生き生きとした顔貌、食事を美味しく食べられること、このことは、健康な歯があってこそ獲得できるもので、まさにアンチエイジングの基本となるもの。

健康な歯を維持することは健康長寿に直結する、ものすごく重要なことなのです。自分の歯、もっと目を向けて大切にしてあげてくださいね。

歯とアンチエイジングの関係

 

歯が全身の健康に関わっていることはわかったけど、これからまず何をしたらいいの?!

以下に、歯の健康維持、増進ができるご提案について書きましたので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

歯の健康増進のためにやっておきたいこと

1、毎日のセルフケア 

歯磨き、歯間ブラシ、デンタルフロス、、日々の歯磨き習慣が基本中の基本!自分に合った歯磨き剤や洗口剤も使って、歯周病や虫歯を徹底的に予防してください。歯肉のマッサージも行うと唾液分泌も向上してさらに口内環境が良くなりますよ。

2、定期検診+クリーニングメンテナンス

1が当たり前過ぎる!ということなら、2は最も大事なことでしょう。一部の方にとっては、2すら当たり前でしょ、、と思われるかもしれませんが、まだまだ全体的に見て2を必ず行なっている方は少数なのです。2がルーティンに組み込まれていない方は時間を見つけてすぐに習慣化しましょう。

定期検診では、歯周病の症状に対してのケアができたり、無症状の初期虫歯の早期発見早期治療が行えたりします。また、詰め物のすり減りなどのチェックができ、その原因になっている噛み合わせや歯ぎしり.食いしばりなどの不調に関しての治療の提案も行えて、これから起こり得るトラブルや不調の回避に確実につながります。

自覚症状もなく進んでいくお口の中のトラブルもあるので、しっかりと検診で診ていく必要があるのです。できれば3〜4ヶ月毎に、少なくとも6ヶ月に1回は、定期検診を兼ねたPMTCクリーニングを受けるようにしましょう!

セルフケア、PMTCクリーニングについて

3、奥歯でよく噛んで、ミネラル豊富な食べ物を摂ること。

タンパク質、ビタミン、ミネラルは、若々しい体作りのためにも歯にとっても非常に重要な栄養素です。かみごたえのある食材を、栄養バランスよく食べるようにしてください。とくにミネラルであるカルシウムマグネシウムは、歯の構成成分でもあり、骨と歯に90%貯蔵される栄養素なので歯周病予防や虫歯になりにくい丈夫な歯を作るのにとても大事!大豆イソフラボンも、歯周病進行予防、骨粗鬆症予防のためにも更年期以降の女性の方にはとくに摂って頂きたい栄養素です。豆腐、納豆をはじめとする大豆製品、海藻、ひじき、小松菜、高野豆腐、、、  ぜひ意識して食べてくださいね。

4、歯の矯正

個人的に、歯の矯正は「予防医療」だと思っています。歯並びがそこそこ良い方は必要ないですが、「ちょっとガタガタかな、、」以上の方は矯正を検討されると良いと思います。矯正後のきれいな歯並びで過ごす人生が長ければ長いほど、治療の価値は高いです。でも、比較的年齢が高めの(50代以降)の方でもメリットが上回る矯正治療方法を選択すれば比較的安全に矯正治療が受けられます。ご希望の方はご相談ください。

★歯並びが良くなる→歯が磨きやすくなる→効率よくお手入れができて歯磨きが楽しくなる→虫歯や歯周病になりにくくなる

★歯並びが良くなる→噛み合わせがよくなる→よく噛めて咀嚼能率が上がる→唾液分泌が向上する→口内環境、口内フローラが良くなる→口内の免疫力が高まる→ウイルス感染の予防につながる

★歯並びが良くなる→よく噛めるようになる→脳細胞が活性化する→認知症リスクが低くなる

ん★歯並びが良くなる→口元のしわやたるみ、歪みがなくなる。表情筋がバランスよく使われるようになる→見た目が若返る→笑顔が増える→幸せホルモンの分泌が増える

などなど、矯正で得られるアンチエイジング効果は非常に高いです。矯正治療方法も色々とご希望に合わせてご提案できますので、歯並びのこと気になっている方は、ご相談ください。

ワイヤーを使わない、マウスピース矯正 インビザラインについて

前歯だけの矯正 前歯部分矯正

5、古い詰め物や銀歯を取り替える

これも、結構古い銀歯や詰め物がある方にはおすすめしています。お口の中の詰め物被せ物リフォームは健康感、若返り効果を確実に体感できます。磨いてもお手入れしても、いまいちきれいになった感じがしない、、そんな方は、もしかしたら古い治療跡がそのままだからかもしれません。昔に入れた銀歯が錆びて黒くなっていたり、劣化していたり、、銀歯は活性酸素を発生してお口の老化を早めるので、古いものをそのままに放置しておくのは、アンチエイジングの観点から言うとよろしくはありません。

しかも、古い銀歯や詰め物は中で二次虫歯になっていることも多く、実際、無症状で治療を始めると「取って良かった、、」というケースがほとんどです。そういった意味でも、ご自身のお口の中を見てみて、いつ治療したのか分からないものについては一度外して治療をすると良いと思います。レントゲンで何も異常がない場合、そのまま経過観察することもありますが、外してみないと実際どうなっているか分からないので、、  例えば定期メンテナンスのタイミングとか、お休みが取れるタイミングとか、、で少しずつでも新しいものに変えていくと良いと思いますよ。

銀歯の被害を避ける、メタルフリー治療について

 

いかがでしたでしょうか? 皆様の歯の健康にとって役立つ情報であれば幸いです。

歯をきれいに、健康に。美しく若々しい口元と全身を目指して、これからも精進してまいりますので、

来年もアンチエイジングデンタルクリニックをどうぞよろしくお願いいたします。

新年は5日(木)より通常診療となります。

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