【審美歯科, 矯正歯科, 前歯部分矯正】
前歯の部分矯正とは?治療法とメリットデメリット
前歯は上下6本ずつの合計12本で構成されており、この歯が綺麗に並んだ状態で笑うと好印象を人に与えます。
綺麗な歯並びを実現するためには、歯列を動かす必要があり、この部分矯正で特定の前歯だけを治療するという方法について今回ご紹介します。
前歯部分矯正とは?
前歯の部分矯正の目的は、前歯の見た目を改善することです。
この矯正は、一般的に、不正確な歯並びを修正するため、または笑顔の全体的な外観を向上させるために行われるものです。
前歯の部分矯正は、オーバーバイト、アンダーバイト、クロスバイト、スペーシング、クラウディングに関連する問題を修正するのに役立ちます。
部分矯正で前歯を治療する方法とは?
治療法は、患者さんのニーズと期待に合わせてカスタマイズされ、問題の深刻度によって異なります。
従来の歯列矯正、透明な歯列矯正、舌側矯正はすべて、前歯の矯正のための実行可能な治療オプションです。
さらに、インビザラインのような取り外し可能なアライナーも推奨される場合があります。いずれにせよ、矯正医は患者さんと一緒に、どのタイプの矯正器具が最も効果的で効率的なものになるかを決定します。
治療計画では、治療期間、予想される結果、プロセスに関連する費用についても概説されます。
部分矯正で前歯を治療するメリット
部分矯正で前歯を治療するメリットは以下3点となります。
- ・費用が抑えられる
- ・治療の期間が短い
- ・通常の矯正と比較して痛みなどが軽減・少ない
部分矯正のメリットはやはり費用が抑えられるということや治療期間が短い、また治療に伴う影響が通常の矯正と比較する影響が少ないことが最もメリットとして大きいです。
部分矯正で前歯を治療するデメリット
部分矯正で前歯を治療するデメリットは以下2点となります。
- ・かみ合わせは改善できない
- ・歯を削る可能性がある
当院では、出来るだけ歯を削らないで対応をしていますが、奥歯を動かさずに歯を並べるには、やむおえず削る必要がある場合があります。
前歯の矯正治療は、笑顔の全体的な美しさを大きく向上させますが、患者さんは、矯正医が説明した治療計画に沿って治療を進める事が出来なかった場合に起こりうる問題にも注意する必要があります。
叢生(そうせい)→ガタガタの歯並び
元の歯並びに戻ってしまうこと
さらなる治療に伴う費用の増加
などが考えられます。