【審美歯科】
ホワイトニングでは根元が白くならない原因とは?歯を白くする方法を紹介
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ホワイトニングで歯の根元が白くならない原因
ホワイトニングは、ご自身本来の歯の色を白く明るくする治療方法ですが、歯の根元部分は期待したほど白くならないことがあります。
この現象の原因と対処法についてお話しします。
原因
・根元の着色
歯の根元1/3の部分は特に白くなりにくく、場合によっては全く色が変わらないこともあります。
これは、根元の着色が強いため、ホワイトニング剤の効果が表れにくいからです。
・ホワイトニング剤の浸透
歯の根元は、歯肉を保護するワックスがかかる部位のため、ホワイトニング剤が浸透しにくい場所であり、その結果、歯の先端に比べて白くなりにくいという問題が生じます。
対処法
ホームホワイトニングでのアフターケアホームホワイトニング用の歯ぐきを覆うタイプのマウスピースを使用し、ホワイトニング剤を2週間程度の連続使用することで、根元の色も徐々に白くすることが可能です。
知覚過敏が起こりやすくなることがデメリットですが、オフィスホワイトニングのように歯肉を覆うワックスがない分、ご自身で、薬剤を浸透させたい根元部分に塗布することが可能です。
ホワイトニングをするなら知っておきたい基礎知識
ホワイトニングを行う際に、知っておきたい知識をお伝えします。
自分の歯がホワイトニングが可能か、白くなるのか、または別の方法で白くする必要があるのか、などを知っておくと良いでしょう。
差し歯は白くならない
ホワイトニングは、天然歯にのみ効果のある方法です。
差し歯はホワイトニングでは白くなりません。
差し歯が黄ばんでいる、色が濃いなどの場合は差し歯自体を交換する治療が適応になります。
神経のない歯は白くなりにくい
神経のない歯は、全く効果がないわけではありませんが、変色が進んでいる、歯の表面にヒビが入っている、詰め物が歯の2/3以上に入っているなどの場合にはあまり効果は出ません。
比較的変色の度合いが軽度だったり、歯の表面が天然歯のまま綺麗な状態で保てている場合は、数回ホワイトニングを繰り返すことで明るくなります。
虫歯がある場合は先に治してから
ホワイトニングの対象歯に虫歯があると、ホワイトニングの効果が出にくく薬剤の刺激により痛みが出ることがあるため、基本的には虫歯を治してからホワイトニングを行うようにしましょう。
テトラサイクリン歯には効果がない
歯の色が元々濃く、茶色い縞模様になっているテトラサイクリン歯は、ほとんど効果が出ません。
ホワイトニングを根気強く継続して、明るくなることはあっても、期待通りの白さになることは非常に難しいです。
テトラサイクリン歯の場合は、ラミネートベニア法などのセラミック治療で白くすることがおすすめです。
知覚過敏の症状が強くなる場合がある
歯の質によっては、ホワイトニングがしみてしまう方もいらっしゃいます。
何回か継続すると知覚過敏の症状が強く現れ、痛みを伴う場合もあります。
ホワイトニング後の知覚過敏は一時的な症状ではありますが1回行ってみて術後にしみてしまう方は、少し間隔を空けて行うなどの調整が必要です。
色素沈着しやすい飲食物は控える
ホワイトニング後24時間は、とくにコーヒー、紅茶、赤ワイン、カレーやトマトソースなどの色素沈着しやすい飲食物は控えて頂くことをお願いしています。
ホワイトニングで、ペリクルという唾液の膜が剥がれるため色素を取り込みやすくなるためです。
24時間ほどでペリクルが再形成されるので、それまでは着色の濃い飲食物は控えてください。
24時間以降も、色素沈着しやすい飲食物を摂ったあとは、できるだけすぐに口を濯ぐ、ブラッシングをする、ホワイトニング用の歯磨き粉を使用するなど、色素沈着を防止することがホワイトニング効果を持続するために大切です。
歯の根元まで白くできるホワイトニングのやり方
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは、歯科医院で行うホワイトニング方法で、特に神経のない歯でも効果が期待できる場合があります。
歯科医院でしか扱えない専門的なホワイトニング剤を使用し、短時間で歯を白くします。
特徴: 歯の変色が強くない場合に特に効果的で、歯の表面だけでなく、根元の部分も含めて全体を白くすることが可能です。
歯の根元まで白くするためには、これらの方法が特に有効ですが、個々の歯の状態や変色の程度によって最適な方法は異なります。
自分の歯に合ったホワイトニング方法を選ぶためにも、まずは歯科医師に相談することをお勧めします。
歯の根元まで白くしたホワイトニング症例
オフィスホワイトニング症例
こちらの2ケースは、白くしたい歯が全て天然歯だったため、オフィスホワイトニングを行いました。
スーパーホワイトニング1回、1日でこの白さになりました。
このように差し歯が変色していたり、歯肉が下がり根元が黒くなっている場合はホワイトニングでは白くなりません。
差し歯をセラミッククラウンに変えることで白く綺麗な歯になります。
例えば、この症例は神経のない前歯の変色が進んでいます。
詰め物跡も大きいためホワイトニング効果が得られません。
このような場合は、歯の色の改善と歯の補強を行えるセラミッククラウン法で治しました。
テトラサイクリン歯の症例。歯の根元部分の色はホワイトニング効果が出なかったため、ラミネートベニア法で白くしました。
色調だけを直すなら、歯を削る量が少なく、神経も取らなくていいラミネートベニアで対応できます。
歯並びが良かったので、この方はセラミッククラウンでなく前歯4本をラミネートベニアで治療を行いました。
隣に入っていたクラウンは歯肉の境目が黒くなっていたこと、色調を今より白くしたいとのことで、ラミネートベニアの色に合わせて変えました。
まとめ
歯の根元まで白くするためには、ご紹介したように様々な方法がありますが、個々の歯の状態や変色の程度によって最適な方法は異なります。
自分の歯に合ったホワイトニング方法を選ぶためにも、まずはご相談頂くことがよろしいかと思います。
当院の審美治療相談では、患者様一人ひとりに合った最適な治療法をご提案させて頂いています。
お悩みは自分で抱えず、お気軽にご相談ください。
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監修者
- アンチエイジングデンタルクリニック恵比寿 小川 朗子(おがわ あきこ) 担当科目:一般歯科/専門治療 矯正歯科・点滴療法
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1996年 鶴見大学歯学部卒業
1997年〜2006年 都内開業医勤務
2004年〜南青山デンタルクリニック副院長
2006年 アンチエイジングデンタルクリニック恵比寿開院
2007年 抗加齢医学会認定専門医取得
2015年 インビザライン認定医取得
2017年 高濃度ビタミンC点滴認定医取得
2018年 インディアナ州立大学歯学部 歯科矯正プログラム認定医取得 - 公式サイトトップへ