一般歯科・虫歯治療
痛くない、健康な歯をできる限り残す治療
歯を できるだけ残すため、薬剤やレーザーを使用して歯質、歯の神経の保存に努めています。 根の治療では、精密機器を用いて正確な治療を行い、レーザーと強酸性水を使用したWの殺菌作用により、 根の炎症や痛みを早く抑え、治療日数の減少に努めています。
虫歯治療
当院の虫歯治療で大切にしていること
治療前後に患者様がご不安なく治療が受けられるように、治療説明を重視しています。
- ☑できるだけ歯を残し、削る範囲を少なくするよう努めています
- ☑再発を防ぐための精密で丁寧な治療を心がけています
- ☑早期発見、早期治療の徹底に努めています
- ☑治療方法の選択肢をご提案し、患者様が納得された方針で治療を進めています
痛くない麻酔の徹底
治療の際には、表面麻酔で針を刺す時の痛みを軽減し、電動麻酔器で、体温程度に温めた麻酔液を一定速度で注入する事で麻酔時の痛みを最大限抑えています。麻酔の針は極細針を使用し、極力痛みを感じにくいように刺入しています。
笑気麻酔による無痛治療
当院では、緊張される方や痛みに弱い方などに、ご希望に応じて笑気麻酔による鎮静鎮痛法による歯科治療を行っております。
多くの酸素と少量の笑気を混合して吸入する笑気麻酔により、痛みがやわらぎ不安や恐怖を感じなく、 リラックスして治療が受けられます。
治療終了後は、すみやかに元の状態に戻ります。
レントゲン.視診.LEDライトによる初期虫歯、二次虫歯や見つけにくい虫歯の発見
当院では、一般的に行う視診とレントゲンでの診断のほか、内部の虫歯がレントゲンを撮らずに発見できる特殊なLEDライトを使用して、早期に虫歯が発見できるよう努めています。自覚症状がない段階で虫歯治療を行うことで、神経を残せる可能性が高くなります。
LEDライトのメリット
- ☑レントゲンを撮らずに見つけにくい歯と歯の間の虫歯を発見できる
- ☑プラークや磨き残しを染め出し液を使わずに可視化できる
- ☑エナメルクラックや詰め物と歯との判別が行えるため、精密な治療が可能になる
できるだけ神経を取らず歯の健康寿命を伸ばすMTAセメントの活用
従来は、虫歯が大きく神経まで達している場合、神経を取る治療を行っていました。しかし、歯の神経を取ることで、歯に栄養が供給されなくなるため、歯は脆くなり、将来的に歯が割れたり根が折れるリスクが高くなります。
できるだけこの状況を避けるため、当院では「MTAセメント」を使用して、神経をなるべく保存できるような治療方法を行う場合があります。
※MTAセメントが適用できるケースは限られます。自発痛の出ている場合には神経を取る処置が必要になります。
MTAセメントとは?
MTAセメントに含まれるミネラル成分によって、虫歯菌を無菌化する治療法です。
歯を削る量を少なくできて、2〜3回の治療で完了します。無菌化するため、虫歯の再発リスクを下げられます。
虫歯の分類と治療方法
ごく初期虫歯(C0)
エナメル質の虫歯(C1) C1は、表層初期カリエスであり、歯の表面に白い斑点ができている状態です。軽度の場合は、レーザーでの進行予防やフッ素塗布を行います。フッ素は、歯の表面を強くし、虫歯を予防する作用がありますので、ご自宅の歯磨きでもフッ素入り歯磨き粉の使用をおすすめします。
エナメル 質の再石灰化を促進するため、歯と同じ成分のミネラルのペーストを塗るなどの処置が行われます。この処置により、斑点が改善されることがあります。
また、歯 磨きや食生活の改善を促すため、口腔内のクリーニングやアドバイスを行います。
象牙質の虫歯(C2)
C2は、中等度カリエスであり、歯の表面から内部の象牙質に虫歯が進んだ状態です。歯の内部に進行しているものの、神経までは達していません。
冷たいも のが染みる、食べる時に痛い、などの症状が起きることがあります。
C2治療時には、麻酔が必要になります。エナメル質に必要最小限の穴を開けて、象牙質に達している虫歯を除去します。
除去後、詰め物をすることで、歯を修復します。
虫歯の範囲がかなり小さい場合にはコンポジットレジン(樹脂)を詰めて即日で治療終了しますが、虫歯の範囲がやや大きい場合はラボで詰め物を製作するインレー法で治します。
神経に達した虫歯(C3)
C3は、進行カリエスであり、歯のエナメル質と象牙質が侵食され、歯の内部に虫歯が進んでいる状態で、神経に達している虫歯です。
神経の痛 みや腫れ、感染などが起こることがあります。
C3の治療方法
- ・虫歯の部分を削り取り、歯を清掃します。
- ・神経に達している虫歯で、痛みの出ていない場合にはMTAセメントを使用して神経を取らずに保存療法を行います。その後、経過が良ければコンポジットレジン(樹脂)やインレーなどの詰め物で治療終了となります。 神経に達 している虫歯で、痛みを伴う場合、自発痛がある場合には、神経を取る処置が必要です。
- ・根管治療:歯の神経を取り除く治療法です。歯の神経を取り除き、歯内部を清掃し、消毒剤を詰め込んで歯を補修します。
- ・インレー治療:削り取った部分に合わせて、外部で作製された適切な大きさの詰め物を埋め込む治療法です。
- ・クラウン治療:歯の全周を削り、被せ物をする治療法です。虫歯の範囲が大きい場合に、クラウン法になることがあります。歯を保護すると同時に、形を整えることができます。
歯根に達した虫歯(C4)
C4は、重度カリエスであり、根っこまで虫歯が進んでしまった状態です。
C4になる と、歯の根の内部、歯肉の下まで虫歯が進行しているため、保存が難しく、抜歯になることが多いです。
- ・抜歯:歯の神経が死んでしまい、膿がたまっている場合や、歯周病が進行している場合には、歯を抜く治療法です。歯を抜いた後は、入れ歯やインプラント、ブリッジなどの方法で歯を補うことができます。
口内炎
口内炎は、大きくならないうちに、できるだけ早く処置をすることが必要です。 当院では 、レーザー治療を行い、小さなものから大きくなってしまった口内炎にもすぐに治るよう対応しています。塗り薬も併用することが効果的です。
親知らずの抜歯
確実な麻酔技術により、痛くない抜歯を実現します。
また複雑なケースの抜歯には、連携を取っている大学病院や口腔外科専門医へのご紹介をしております。
歯周病治療
検査を行い、患者様一人ひとりの状態に合わせた歯周病治療を行っております。
歯石の除去や歯肉マッサージ、レーザー治療により、歯周病菌を徹底的に取り除き、歯肉を消炎鎮静させて歯周組織の改善と回復を促します。 数回の治療で明らかな改善が認められます。
詳しくは当院の歯周病治療と歯肉マッサージの詳細ページをご覧ください。
歯周病治療.歯肉マッサージ