【矯正歯科】
歯の長さを揃えるには削る必要がある?矯正治療後の仕上げの重要性を解説
矯正後に歯並びが綺麗になると、今まで気がつかなかったいろんなところが気になってくるものです。審美歯科治療然り、矯正治療もせっかくここまで頑張ったのだから、パーフェクトを追求したくなる気持ち、分かります。
当院のスタッフのインビザライン治療がほとんど終わったのですが(実は若干の修正をまだ追求しているところなのですが。笑。)
矯正前、歯並びが悪かった時にすり減って削れてしまった前歯は、歯並びが綺麗になっても“何か”しないと自然に元に戻ることは残念ながらありません。
矯正治療は基本的に歯並びを整えるところまでが治療ですので(セラミック矯正は色や形まで一気に綺麗にしますが。。。)元々の歯の形や色について気になるところがあればその後から治していくと、矯正後の口元がもっと綺麗になります!!
インビザライン矯正の治療過程
多少の修正で仕上がりが大きく変わる
治療前後の上の前歯2本を見てください。右上の前歯がすり減っているので、歯並びが整うとより目立ってしまいます。これの影響で、歯が曲がって、傾いているように見えませんか?
しかし、真上から見ても間違いなく「歯並び」は治っていますしこれ以上動かすべきかどうか悩むところです。
そこで、すり減っている歯の長さを付け足してみました。
と、このように先端部分をほんの僅かに足すだけで、こんなに仕上がりが違って見えるのです。マジック!笑。
今回の写真のケースはインビザライン治療。目立たない、取り外せるのがgood!
マウスピース矯正ならインビザラインがおすすめです。
細かい調整を行えば、より美しい仕上がりになる
逆に、八重歯だった歯の先端を丸めて長さを調整したり、下の前歯の先端の凸凹を僅かに削って調整したりと、いろいろなテクニックで、より美しい仕上がりを追求しています。
ホワイトニングも行えば、さらにパーフェクトに綺麗な口元に? 今矯正中の方、綺麗な仕上がり目指して、頑張ってくださいね^^
ちなみに、こちらの先端部分の付け足しはコンポジットレジン法(ダイレクトボンディング法)で行えます。自費ですが、レジンの粒子が細かく硬く、透明感ある色調が、こういったエステティックオルソメソッド(審美治療)に最適です。