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【矯正歯科, インビザライン】

インビザラインに抜歯は必要?歯を抜かないインビザライン治療

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歯を抜かないインビザライン治療とは?

当院では、できるだけ健康な歯を抜かない矯正治療を行っています。
歯を抜かずにガタガタや凸凹のある歯並びを治すには、奥歯を後ろに移動させたり歯列を広げたり、歯と歯の間を0.1mm~0.5mm程度削って歯を並べるスペースを確保することが必要になります。それによって作ったスペースを使い、歯を抜くことなく歯並びやかみ合わせを整えていくという方法です。

当院の矯正治療で多く行なっているインビザラインは歯を抜かない矯正治療が得意です。当院では、通常は歯を抜く必要がある歯並びや噛み合わせの場合でも、歯を抜かない矯正が適応できるのは、インビザラインの得意な機能のおかげとも言えます。

中等度以上のがたがたや出っ歯、口ゴボ、狭い歯列の場合にも歯を抜かずに歯並びや口元がきれいになることで、患者さんにはとても喜ばれています。

しかし、どんな歯並びでもインビザラインで歯を抜かずに良い結果が得られる治療ができるかといったらそうではありません。骨格的な問題で口元が出っ張ってしまっている場合などの重度な上下顎前突で、口元を大きく引っ込める必要がある場合には向いていないことがあります。診断を受けて、口元の印象や歯並びがあまり変わらない場合は歯を抜くワイヤー矯正や、外科矯正も検討されると良いでしょう。

できれば歯を抜きたくない、抜かない範囲で最大限の効果を得たい、といったお考えの方はインビザライン治療がとても向いていると思います。

また、歯を抜かない矯正の場合、治療期間も少し早くなることもメリットの一つだと言えます。例えば全体矯正の場合、歯を抜いて3年程度かかるようなケースでも歯を抜かないと1年半〜2年くらいで終了できることがあります。

透明で目立たない!取り外しのできるマウスピース矯正・インビザラインについて

 

歯を抜かないインビザライン矯正

当院では、インビザライン、アソアライナーの2種類のマウスピース矯正を取り扱っていますが、アソアライナーは、軽度のガタガタやすきっ歯を閉じるなどのわずかな歯並び不正など、適応するケースが限られています。費用は抑えられるため、軽度な歯並び不正や後戻りの場合には適していると言えます。軽度であれば、もちろん歯を抜く必要もありません。

インビザラインマウスピース矯正は歯を抜かずに中等度以上の歯並び不正や噛み合わせの改善を行うことができるため適応範囲が広いです。ワイヤー矯正では難しい動きである、奥歯を後ろに移動させる機能は、他のマウスピース矯正では不可能であるため、全体矯正をマウスピースで行う場合にはインビザラインが最適と言えます。

歯を後ろに動かすことで、出っ歯特有のV字型歯列を理想的なU字型歯列に改善することができます。

関連ブログ  インビザライン矯正で歯を削る?歯を抜かないインビザラインで行うIPRとは?

 

後方への移動距離は上が4mm下が3mm程度が臨床上実現できる範囲ですが、追加治療でもう少し移動させることもあります。もしこの移動範囲でも歯並びを改善するのにスペースが不足する場合は、歯と歯の間をわずかに削って歯を動かすスペースを作ります。
また、インビザライン治療をおすすめする点としては、装置が透明で目立たず金属を使っていないこと、取り外しもできてブラッシングや食事が普段と同じようにできることです。長期になる矯正治療ですから、お口の衛生環境の維持や体への安全性も高いことが治療を行う側としても非常に安心です。

歯を抜かない矯正は、部分的な前歯の矯正、全体的な矯正とどちらにも対応しています。

歯を抜かない矯正のメリット

・本来なら抜く必要のない健康な歯を残せること

・バッカルコリドーが生じにくい  ※バッカルコリドーとは、笑った時に歯列と口角の間にできる黒い影や隙間のことです。

・矯正後に歯と歯の間のすき間が空きにくい

・本来の歯の本数のまま噛み合わせが構築される。治療後の噛み合わせが安定しやすい。

・治療後にほうれい線ができるリスクがほぼない

歯を抜かない矯正のデメリット

・口元の出っ張り(口ゴボ)が重度の場合には向かない(抜歯が適応になることがある)

・骨格的な出っ歯や受け口など骨格に問題がある場合には向かない。顔だちの改善までは行えない。

・歯のスペースを取らずに矯正すると、前歯が全体的に前に出て並んでしまう

・元々の歯並びの状態のよってはEラインに収めることが難しい

歯を抜かないインビザライン矯正の症例

 

症例1

治療方法  インビザラインコンプリヘンシブ

治療期間  1年6ヶ月

治療費用  ¥968000(税込)

治療のリスク デメリット  保定装置を怠ると後戻りする

Before

After

症例2

治療方法  ワイヤー+インビザラインコンプリヘンシブ コンビネーション矯正

治療期間  2年半

治療費用  ¥990000

治療のリスク デメリット  治療期間が長い

Before

After

 

症例3

治療方法 インビザラインコンプリヘンシブ

治療期間 1年4ヶ月

治療費用¥990000

治療のリスク・デメリット  後戻り ブラックトライアングル

Before

After

 

 

 

まとめ

インビザラインは、歯を抜かない矯正に適したシステムです。通常は歯を抜いて歯並びを整えるスペースを作りますが、インビザラインでは、奥歯を後ろに動かして歯列を側方拡大し、歯と歯の間をわずかに削って抜く分のスペースを作ることができるからです。

骨格的な問題が原因になっている上下顎前突(重度の出っ歯や重度の受け口)など全てのケースに適応するとは限りませんが、当院では、重度な場合にはワイヤーとインビザラインを併用して歯を抜かずに歯並びを整えるような方法で治療を行なっています。

インビザラインの優れた機能を十分に活用して、できるだけ健康な歯を残せるよう努めています。

ガタガタの歯や出っ歯、八重歯、口ゴボなど、「できれば歯を抜かないで治せないかな?」とお悩みの方はぜひご相談ください。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 

 

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小川朗子

監修者

アンチエイジングデンタルクリニック恵比寿 小川 朗子(おがわ あきこ) 担当科目:一般歯科/専門治療 矯正歯科・点滴療法
1996年 鶴見大学歯学部卒業
1997年〜2006年 都内開業医勤務
2004年〜南青山デンタルクリニック副院長
2006年 アンチエイジングデンタルクリニック恵比寿開院
2007年 抗加齢医学会認定専門医取得
2015年 インビザライン認定医取得
2017年 高濃度ビタミンC点滴認定医取得
2018年 インディアナ州立大学歯学部 歯科矯正プログラム認定医取得
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