マウスピース矯正は虫歯になりやすい？原因と予防法、当院での安心サポート体制を解説

Last Updated on 2025年11月14日 by 小川朗子

マウスピース矯正は虫歯になりやすい？

透明で取り外しができるマウスピース矯正（インビザラインなど）は、見た目が自然で人気の高い矯正方法です。しかし、「マウスピース矯正は虫歯になりやすいのでは？」と心配される方も多いでしょう。

実際に、マウスピースを長時間装着していると口の中が密閉され、唾液の自浄作用が低下します。さらに、歯磨きをしないまま装着してしまうと、細菌が繁殖して虫歯ができやすい環境になってしまいます。

つまり、マウスピース矯正中に虫歯になりやすいのは「装着方法」や「お手入れの仕方」が原因であり、正しいケアを行えばリスクを最小限に抑えることができます。

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マウスピース矯正中に虫歯を防ぐ5つのポイント

① 食後は必ず歯磨きを行う

マウスピース矯正中は、食後すぐに歯磨きをしてから装着することが大切です。歯と歯の間の汚れを残したまま装着すると、細菌が増殖し虫歯の原因になります。フロスや歯間ブラシも併用して清掃効果を高めましょう。

② マウスピースを清潔に保つ

マウスピースに汚れが付着したまま使うと、細菌が繁殖しやすくなります。外したタイミングで専用洗浄剤を使用し、1日1回はしっかり洗浄を行いましょう。ブラシで軽く擦るだけでも清潔に保てます。

③ 甘い飲み物を控える

ジュースやスポーツドリンクなど、糖分を含む飲み物はマウスピース内に入り込み、虫歯リスクを高めます。飲むときはマウスピースを外し、水で口をゆすいでから再装着しましょう。基本は水や無糖のお茶が安心です。

④ 口の乾燥を防ぐ

マウスピースを装着していると口腔内が乾燥しやすくなります。唾液は虫歯を防ぐ重要な働きをしているため、こまめに水分を摂取し、唾液分泌を促すよう心がけましょう。

⑤ 定期的なクリーニングとチェック

マウスピース矯正では、装着時間やお手入れが自己管理となるため、定期的な歯科でのチェックが欠かせません。当院では矯正中も毎回虫歯チェック、定期クリーニングを行っています。

虫歯があってもマウスピース矯正はできる？

矯正を始める前に虫歯がある場合は、原則として先に治療を行います。軽度の虫歯であれば詰め物で処置し、矯正を進めることが可能です。大きな虫歯は仮歯の状態で矯正を進め、終了後に最終的な被せ物を入れます。

また、矯正中に虫歯が見つかった場合でも、インビザラインなら装置を外して治療を行うことができるため、治療の中断なく対応が可能です。ワイヤー矯正と比べて虫歯治療の自由度が高い点も、マウスピース矯正の大きなメリットです。

マウスピース矯正が虫歯リスクを抑えやすい理由

• 取り外しができ、歯磨きやフロスがしやすい
• 金属を使用しないため清掃性が高く、歯垢がつきにくい
• 装置による摩擦や炎症が少なく、歯ぐきが健康に保てる
• 痛みが少なく、無理のない力で歯を動かすためストレスが少ない

このように、マウスピース矯正は正しく使用すれば、むしろ虫歯になりにくい環境を維持しやすい治療法といえます。

当院の総合診療体制で安心して矯正治療を

アンチエイジングデンタルクリニック恵比寿では、矯正歯科と一般歯科が一体となった総合診療体制を整えています。矯正治療中でも虫歯や歯周病のチェック・治療を同時に行うことができ、口腔全体の健康を守りながら美しい歯並びを実現します。

また、予防歯科チームによる定期的なクリーニングやブラッシング指導も行い、矯正中の虫歯や着色トラブルを未然に防ぎます。

まとめ｜マウスピース矯正を成功させるための習慣

• 食後の歯磨きを徹底する
• マウスピースを清潔に保つ
• 甘い飲み物を控える
• 乾燥を防ぎ、こまめな水分補給を行う
• 定期的なチェックとクリーニングを受ける

マウスピース矯正中も正しいケアを続けることで、虫歯を防ぎながら快適に治療を進めることができます。
当院では、矯正中も一般歯科医と連携したトータルケアで患者さまをサポートしています。
ぜひお気軽にご相談ください。

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