【歯科】
歯がない人に共通する特徴7つ|見た目・食事・発音の変化と放置リスク、治療の選び方
Last Updated on 2026年1月19日 by 小川朗子
歯がない人に共通する特徴7つ|見た目・食事・発音の変化と放置リスク、治療の選び方

「歯がない(抜けた)状態が続いている」「歯がない人ってどんな特徴が出るの?」 歯を1本でも失うと、見た目だけでなく噛み合わせ・顎の骨・周囲の歯に連鎖的な変化が起こります。放置期間が長いほど、治療が大がかりになったり、選べる治療が限られることもあります。
この記事では「歯がない人 特徴」の検索意図に合わせて、まず“特徴(サイン)”をチェック形式で提示し、次に放置リスクと治療法の選び方をわかりやすく整理します。
▼この記事の要点 ・歯がない人に共通する「特徴」は、噛み方・発音・見た目・口腔環境に出やすい ・放置すると「歯が動く/対合歯が伸びる/骨が痩せる」で治療難度が上がる ・治療はインプラント/ブリッジ/入れ歯の3択ではなく「適応×噛み合わせ設計」が重要
目次
まず確認|歯がない人に共通する特徴(チェックリスト)
当てはまる項目が多いほど、欠損の影響が進んでいる可能性があります。
- ① 片側ばかりで噛む/硬いものを避ける(食事が偏る、噛む回数が減る)
- ② 「歯が伸びた気がする」「噛み合わせが変わった」(対合歯が挺出してくることがある)
- ③ 食べ物が挟まりやすい/詰まりやすい(隣の歯が倒れて隙間ができる)
- ④ 発音しにくい(サ行・タ行など)/息漏れする感じ
- ⑤ 口元がへこんだ・ほうれい線が目立つ(顎の骨が痩せると輪郭に影響が出やすい)
- ⑥ 口臭が気になる/歯ぐきが腫れやすい(清掃性が落ち、歯周病悪化の引き金に)
- ⑦ 人前で笑いにくい/写真が苦手になった(見た目・発音・食事の不安がストレスに)
ポイント:「奥歯1本くらい…」でも噛み合わせは全体でバランスを取っています。欠損を放置すると、周囲の歯が動く→噛み合わせが崩れる→さらに歯に負担という悪循環が起こり得ます。
歯がない状態を放置すると起こること
1)隣の歯が倒れる・噛み合う歯が伸びる(噛み合わせの崩壊)
欠損部を空けたままにすると、隣の歯が倒れ込んだり、噛み合う相手の歯が伸びてきたりして、噛み合わせが崩れやすくなります。結果として、残っている歯へ負担が集中し、歯の寿命を縮める原因になることもあります。
2)顎の骨が痩せる(治療が難しくなる)
歯根からの刺激がなくなると顎の骨(歯槽骨)は徐々に吸収しやすく、放置期間が長いほど骨造成など追加処置が必要になるケースがあります。治療の選択肢を減らさないためにも、早めの相談が安心です。
3)「噛めない」ことで食事が偏る・胃腸に負担がかかる
噛みにくさから柔らかい食事に偏ると、栄養バランスや生活の質(QOL)に影響が出やすくなります。特に奥歯の欠損は「噛める面積」が減りやすいので要注意です。
4)見た目(口元・輪郭)に変化が出る
欠損が続くと口元がへこみ、頬や唇の支えが弱くなって老けた印象につながることがあります。AADCでは“口元の清潔感・上品さ”を大切に、機能と見た目の両立を重視して設計します。
治療は3つ|インプラント・ブリッジ・入れ歯(選び方の結論)
治療法の正解は「人によって違う」のが本音です。だからこそ当院では、欠損部位/本数/残っている歯/歯周病リスク/噛み合わせ/見た目を総合的に評価し、無理のない計画をご提案します。
| 治療法 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|
| インプラント | しっかり噛みたい/周りの歯を削りたくない/見た目も自然にしたい | 外科処置が必要。骨量や全身状態で適応が変わる。放置が長いと難しくなることも。 |
| ブリッジ | 比較的短期間で固定式にしたい/外科処置は避けたい | 支えの歯を削る・負担がかかる。欠損部位や本数で適応が限られる。 |
| 入れ歯(義歯) | 外科処置を避けたい/まずは機能回復を優先したい/複数歯欠損 | 慣れが必要。噛む力・違和感は個人差がある。見た目に配慮した自費義歯も選択肢。 |
最速で失敗しないポイント:「治療法」だけではなく、噛み合わせ設計と清掃性(長持ち)まで含めて考えることが重要です。とくに複数歯欠損では、治療後の安定性が大きく変わります。
治療法別の解説
インプラント

インプラント治療とは、失ってしまった歯を歯根(根っこ)から歯冠まで回復する治療です。歯を失ったところにチタン製のインプラント体を埋入し、その上に人工歯を装着します。隣の歯を削らず、欠損部だけを補える点が大きなメリットです。
- メリット:周囲の歯を削らない/噛む力を回復しやすい/見た目が自然/取り外し不要でお手入れしやすい
- デメリット:外科処置が必要/骨量・全身状態で適応が変わる/治療期間がかかる場合がある/保険外で費用がかかる
当院のインプラント治療:https://a-a-d-c.com/treatment/implant
ブリッジ

ブリッジは、失った歯の両隣の歯を支えにして連結した被せ物を装着する方法です。固定式で、見た目や噛みやすさの回復が期待できます。欠損部位や本数によっては、削る量を抑える設計が可能なケースもあります(適応は診査が必要です)。
- メリット:固定式/外科処置不要/比較的短期間で完了しやすい/見た目が自然
- デメリット:支えの歯を削る必要がある/支えの歯に負担がかかる/欠損本数・部位で適応が限られる
義歯(入れ歯)

義歯(入れ歯)は、取り外し式で欠損部を補う治療です。周囲の歯を大きく削らずに機能回復を目指せます。見た目や違和感は設計・素材で変わるため、生活背景(会食、仕事、趣味)まで含めて選ぶことが大切です。
- メリット:外科処置不要/欠損本数が多い場合にも対応しやすい/修理・調整がしやすい
- デメリット:慣れが必要/食べ物の種類で噛みにくいことがある/清掃が必須/違和感が出ることがある
改善症例
インプラントの症例

右下の欠損部にインプラント治療を行いました。欠損部分が複数本だったため、インプラントか義歯の選択になりましたが、「しっかり噛みたい」「違和感を少なくしたい」というご希望からインプラントを選択しています。
費用:インプラント 3本 ¥1,294,500(税込)※治療当時の金額
ブリッジの症例




上顎の奥歯部分はブリッジで治療を行いました。欠損が多い場合でも、強度と耐久性が高い材質(例:ジルコニア系)を用いることで、長期的な安定を目指せるケースがあります。前歯との調和を図るため、色調や材質の設計も含めて整えました。
費用: 上顎 ジルコニアセラミックブリッジ(5本連結)¥862,400(税込) 下顎 前歯部分矯正 ¥385,000(税込)/ジルコニアセラミックブリッジ ¥619,300(税込)
義歯(入れ歯)の症例



左下の奥歯が複数本欠損していたため、義歯により噛み合わせ改善を行いました。奥歯を含む多数歯欠損では、ブリッジが適応しないこともあるため、義歯かインプラントで検討します。本症例では、メリット・デメリットを比較し、見た目にも配慮した義歯設計で進めました。
費用:ノンワイヤー義歯 ¥187,000(税込) 治療期間:2週間(2回)
よくある質問(FAQ)
Q. 歯が1本ないだけでも治した方がいいですか?
A. 1本でも、隣の歯が倒れる/噛み合う歯が伸びるなど、噛み合わせ全体に影響が出ることがあります。将来的に治療が複雑になる前に、早めの相談が安心です。
Q. どのくらい放置すると治療が難しくなりますか?
A. 期間は一律ではありませんが、放置が長いほど骨吸収が進み、追加処置が必要になったり、選べる治療が限られる可能性があります。「最近抜けた」ほど治療の自由度は高い傾向です。
Q. インプラントが怖いのですが、他の選択肢は?
A. ブリッジや入れ歯でも機能回復は可能です。欠損部位・本数・支えとなる歯・歯周病リスク・噛み合わせによって最適解が変わるため、比較した上で決めるのが失敗しにくいです。
Q. 見た目が自然な方法はどれですか?
A. 一般的にはインプラントや審美性に配慮した自費ブリッジは自然に仕上げやすい傾向があります。入れ歯でも設計・素材で印象は変えられるため、ライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。
まとめ|歯がない人の特徴に気づいた今が、いちばん治しやすいタイミング
歯がない状態が続くと、噛めない→歯が動く→噛み合わせが崩れる→骨が痩せる→治療が難しくなるという流れが起こり得ます。逆にいえば、早めに治療すれば見た目・噛みやすさ・清潔感は取り戻せます。
「自分はどの治療が向いている?」「費用や期間の目安を知りたい」など、まずは現状確認だけでも構いません。欠損の放置で選択肢が減る前に、一度ご相談ください。
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監修者
- アンチエイジングデンタルクリニック恵比寿 小川 朗子(おがわ あきこ)
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1996年 鶴見大学歯学部卒業
1997年〜2006年 都内開業医勤務
2004年〜南青山デンタルクリニック副院長
2006年 アンチエイジングデンタルクリニック恵比寿開院
2007年 抗加齢医学会認定専門医取得
2015年 インビザライン認定医取得
2017年 高濃度ビタミンC点滴認定医取得
2018年 インディアナ州立大学歯学部 歯科矯正プログラム認定医取得
2018年 著書「若さを取り戻す歯のエイジングケア」出版 - 公式サイトトップへ