【矯正歯科】
すきっ歯はかわいいの?魅力と正しい治療法を徹底解説
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「すきっ歯はかわいい」と聞いて、あなたはどう思いますか?すきっ歯は、フランスなどでは「幸運の歯」としてポジティブに捉えられる一方、日本では気にして治療を検討する方も少なくありません。最近では、すきっ歯をチャームポイントとして活かす動きも注目されています。
しかし、すきっ歯をそのままにしておくことには健康面でのリスクもあります。本記事では、すきっ歯が持つ魅力と、放置した場合のデメリット、さらには改善するための正しい治療法について詳しく解説します。すきっ歯に悩んでいる方も、個性として受け入れるか治療するか迷っている方も、参考にしてください。
すきっ歯が可愛いと言われる理由
すきっ歯は、あどけなさや親しみやすさを感じさせるため、「かわいい」と評価されることがあります。特に、自然体の美しさを重んじる風潮の中では、すきっ歯がその人の個性を引き立てる重要な要素と見なされることがあります。
例えば、すきっ歯は子供らしさや無邪気さを強調するため、笑顔に柔らかさや親近感をプラスする効果があります。さらに、海外では、すきっ歯がその人独自の魅力としてポジティブに捉えられることが多く、モデルやアーティストがすきっ歯の特徴を活かして活躍している例も少なくありません。
すきっ歯がモテる国
すきっ歯は、フランスなど一部の国々で「かわいい」とされる独特な魅力を持っています。フランスではすきっ歯が「幸運の歯」と呼ばれ、歯と歯の間から幸運が舞い込むと信じられています。このため、モデルや女優などの多くは矯正せず、そのままの状態を誇りに思っているのです。
一方、日本では異なる見方が一般的です。伝統的に「すきっ歯は幸せが逃げる」と言われることから、ネガティブな印象を持たれることが少なくありません。さらに、歯並びが整っていることが美しさの基準とされるため、多くの人がすきっ歯を矯正することを選ぶ傾向にあります。
すきっ歯の原因
すきっ歯の主な原因は、遺伝や日常生活の習慣に起因することが多いです。先天的な要素として、顎の大きさと歯のサイズの不均衡が挙げられます。顎が大きく歯が小さい場合、歯と歯の間に隙間ができやすくなります。一方で、後天的な要因としては、舌の癖や指しゃぶりなどの習慣が挙げられます。
特に幼少期の指しゃぶりは、歯並びや顎の発達に影響を与えることが知られています。この習慣が長く続くと、前歯が外側に押し出され、すきっ歯になりやすくなります。また、舌で前歯を押す癖もすきっ歯の一因です。このような習慣が続くと、歯と歯の間の隙間が広がり、目立つようになります。
加えて、乳歯から永久歯への生え変わりの過程でも隙間ができることがあります。成長に伴って自然に改善することもありますが、改善しない場合は矯正が必要となるケースもあります。
すきっ歯の原因はさまざまですが、どのような要因であれ、適切な治療や習慣の改善で対応が可能です。すきっ歯について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
関連記事:すきっ歯(空隙歯列)の原因とすきっ歯治療例を紹介します
すきっ歯を放置するデメリット
すきっ歯をそのままにしておくと、見た目の問題だけでなく、健康面や生活の質においてもさまざまなデメリットが生じます。
以下に、具体的なリスクを解説します。
虫歯や歯周病のリスクが高まる
歯と歯の間に隙間があると、食べかすやプラークが溜まりやすくなります。この環境は細菌が増殖する原因となり、虫歯や歯周病のリスクを高めます。特に歯間ブラシやデンタルフロスを使用しない場合、汚れが蓄積しやすく、口腔内の健康を損なう可能性があります。
発音に支障が出る
すきっ歯の状態では、特に「サ行」や「タ行」を発音する際に空気が漏れやすくなります。
結果的に滑舌が悪くなり、会話中に意図しない音が出ることがあります。
消化器官への負担
すきっ歯があると、食べ物を十分に噛むことが難しくなります。食べ物がしっかりとすり潰されないまま胃に送られるため、消化不良を引き起こすことがあります。胃腸に負担をかけるだけでなく、栄養の吸収にも悪影響を与える可能性があります。
見た目のコンプレックス
すきっ歯は笑顔や顔全体の印象に影響を与えるため、見た目を気にする人にとって大きなコンプレックスとなり得ます。このため、自信を失ったり、人前で笑うことを避けるようになるなど、社会的なコミュニケーションに支障が出る場合があります。特に子どもの場合、見た目への意識が原因で学校生活や人間関係に影響を及ぼすこともあります。
すきっ歯の治し方
すきっ歯は、さまざまな治療法で改善することが可能です。
治療法の選択肢は幅広く、短期間で効果を得られる方法から、自然な歯並びを実現する長期的なアプローチまで、自分のニーズやライフスタイルに合わせて選ぶことができます。
ダイレクトボンディング法
ダイレクトボンディングは、歯の隙間をレジン(歯科用プラスチック)で埋める方法です。短時間で完了し、自然な仕上がりを得られるのが特徴です。また、歯を削る必要がほとんどないため、歯へのダメージが少なく済む点も魅力です。デメリットは、レジンが欠けたり着色することがあるため、治療後の長期的な安定が難しいことです。
ラミネートベニア法
ラミネートベニアは、歯の表面に薄いセラミックの板を貼り付けて、隙間をカバーする方法です。
歯の形や色を一新できるため、審美性を重視する方におすすめです。ただし、施術の際に歯の表面を一部削る必要があるため、永久的な処置となります。
セラミッククラウン法
セラミッククラウンは、歯全体を覆うように人工のクラウンを装着する方法です。
すきっ歯だけでなく、歯の形や色を大幅に改善できるため、広範囲な修正が必要な場合に適しています。見た目も自然で強度が高く、長期間の使用に耐えるのが特徴です。ただし、ラミネートベニアよりも歯を削る量が多いことがデメリットです。
ワイヤー矯正
ワイヤー矯正は、目立ちにくい透明のブラケットとワイヤーを使用して、歯全体をゆっくりと動かし、隙間を埋める治療法です。
すきっ歯だけでなく、全体の歯並びを整えるのに適しており、幅広い症例に対応できます。ただし、見た目が目立つこと、治療期間が長い点がデメリットです。
マウスピース矯正
マウスピース矯正は、透明なマウスピースを使用して歯を動かす方法です。
見た目がほとんど気にならず、取り外しも可能なため、日常生活に支障をきたしにくいのが特徴です。軽度から中程度のすきっ歯に効果的で、治療期間中の快適さを求める方におすすめです。
インビザラインマウスピース矯正 (上下全体)
すきっ歯の治療方法はさまざまですが、どの方法が自分に適しているかは歯科医師と相談して決めることが重要です。治療の詳細については、以下の記事を参考にしてください。
まとめ
すきっ歯は、国や文化によって「かわいい」と捉えられることもあれば、改善すべきポイントと考えられることもあります。
フランスでは「幸運の歯」としてポジティブに評価される一方、日本では見た目や健康リスクから治療を選ぶ方が多いのが現状です。
すきっ歯を放置すると虫歯や歯周病のリスク、発音の問題、さらには消化器官への負担といった健康面でのデメリットもあります。
そのため、治療を検討する際は、自分に合った方法を選ぶことが重要です。ダイレクトボンディングやラミネートベニアなど短期間で効果を得られる方法から、ワイヤーやマウスピース矯正といった歯並び全体を整える方法まで、選択肢はさまざまです。
すきっ歯をどう活かすか、あるいはどう治すかは個人の価値観次第です。自分に合った選択をするためにも、歯科医師のアドバイスを受けながら、自分らしい笑顔を手に入れましょう。
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監修者
- アンチエイジングデンタルクリニック恵比寿 小川 朗子(おがわ あきこ) 担当科目:一般歯科/専門治療 矯正歯科・点滴療法
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1996年 鶴見大学歯学部卒業
1997年〜2006年 都内開業医勤務
2004年〜南青山デンタルクリニック副院長
2006年 アンチエイジングデンタルクリニック恵比寿開院
2007年 抗加齢医学会認定専門医取得
2015年 インビザライン認定医取得
2017年 高濃度ビタミンC点滴認定医取得
2018年 インディアナ州立大学歯学部 歯科矯正プログラム認定医取得 - 公式サイトトップへ