【審美歯科】
歯が欠けた場合の治療法|治療にかかる費用や期間も紹介
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歯が欠けてしまう原因
歯が欠ける原因はいくつかあります。
1、スポーツや日常生活での衝撃やけが、転倒などにより歯が欠けることがあります。
2、虫歯が進行すると象牙質が溶けて、表層のエナメル質が薄くなり噛んだ時の力で欠けてしまうことがあります。
3、噛み合わせが悪く、正しい噛み方でない場合に、噛み合わせの力が偏って歯にかかる事で歯が欠けることがあります。元々の歯並びの問題や、噛み癖で左右どちらかでしか噛まない習慣が続くと歯が欠けることがあります。
4、歯ぎしりや食いしばりによって歯が欠けることがあります。夜寝ている間の歯ぎしりや食いしばり、日中に無意識で歯をかみしめる癖のある方は、歯に過度な負荷やストレスがかかり、歯が欠けてしまうことがあります。
歯が欠けた場合の治療方法
歯が欠けたら放置はせずに、痛みがなくても早めに歯科医院にいきましょう。食事や会話、人とのコミュニケーション、見た目にも支障が生じるほか、ダメージを負っている状態の歯をそのままにしておくと、痛みや欠ける範囲が大きくなるなど、さらなるトラブルが起きる可能性があります。
歯が欠けた場合、小さい範囲であれば1回でプラスティックの詰め物で修復が可能です。欠けた部分が大きく、神経に達している場合は神経を取る治療になることもあります。
いずれにしても、歯の欠け方、部位、大きさなどにより治療法が違うため、細かい診査が必要になります。歯科医師が診断し、治療方針を決定いたしますので、欠けたらなるべく早めにご相談ください。
歯の欠け具合「小」
⚪︎レジン充填(保険適応のレジン使用)
前歯、奥歯ともにわずかな欠けに適応します。
治療期間 | 1日 |
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治療費用 | 1500円〜2500円(初診料等は除く) |
⚪︎ダイレクトボンディング法(自費のレジンを使用)
前歯の先端などの目立つ部分で詰め物跡が分からないように綺麗に治したい場合に最適です。
治療期間 | 1日 |
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治療費用 | 22000円(当院価格) |
歯の欠け具合「中」
⚪︎ダイレクトボンディング法
欠けた範囲が中くらいでも適応できることがあります。
前歯の1/3中くらいの欠けにもダイレクトボンディング法が使用出来ます。
治療期間 | 1日 |
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治療費用 | 22000円 |
⚪︎インレー、アンレー法
中くらいの欠けで、欠けた範囲が歯の内部(象牙質)や歯と歯の間にも達している場合にインレー、アンレー法が適応します。
歯が欠けた部分の治療を行い、その形に合わせた部分的な詰め物(インレー、アンレー)を歯に入れます。
治療期間 | 2回(2週間) |
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治療費用 | 保険適応3000円〜5000円 自費(セラミック)38500円〜¥80300円(税込) |
歯の欠け具合「大」
⚪︎アンレー法
奥歯で歯の欠けた範囲が大きいが、神経は残せる状態で、比較的自分の歯が残っている場合に適応します。アンレー法は、歯を全周削らず、自分の歯をできる限り残せることがメリットです。
治療期間 | 2回(2週間) |
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治療費用 | 38500円〜80300円(税込) |
⚪︎クラウン法
歯の欠けている範囲が大きく、部分的な詰め物では強度や耐久性が劣る場合には、歯を全周削って被せ物で覆うクラウン法での治療になります。虫歯で欠けている部分が内部まで進行している場合は神経を取らないといけないことがあります。神経を取ると歯は脆くなるので、神経を取った後は土台を入れて歯を補強して、クラウンを被せます。
治療期間 | 3回〜6回(根の治療を含む) 1ヶ月〜3ヶ月 |
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治療費用 | 66000円〜209000円(税込) |
歯が破折した場合の治療法
歯が破折してしまった際、破折している部分が根まで達している場合は抜歯になります。
破折部分が歯冠(根っこを除いた上の部分)までの場合は、神経をとって被せ物で覆うクラウン法で、歯は抜かずに保存できることがあります。
歯が保存できた場合の治療法
⚪︎クラウン法
破折部分が歯冠までの時に適応できる場合があります。破折した部分が神経まで達している時は神経を取って根の治療が完了した後にクラウン法で被せ物をして治します。
治療期間 | 3回〜6回(根の治療を含む)1ヶ月〜3ヶ月 |
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治療費用 | 66000円〜209000円(税込) |
抜歯になった場合の治療法
⚪︎インプラント
根まで破折していて抜歯になった場合に、その後に行う治療法の一つです。失った歯の部分に人工の根を入れてからクラウンで歯の形態と機能を取り戻します。
治療期間 | 約6ヶ月 |
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治療費用 | 475000円〜550000円(税込) |
⚪︎義歯(入れ歯)
失った歯の部分を補って歯の機能を取り戻す方法です。
治療期間 | 抜歯後約1ヶ月 |
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治療費用 | 保険適応 5000円程度 自費 150000円〜200000円(税込) |
⚪︎ブリッジ
破折した歯を抜いた後に、その前後の歯を削って連結されたクラウンを入れて歯の機能を取り戻す方法です。
治療期間 | 抜歯後約2ヶ月〜3ヶ月 |
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治療費用 | 209000円〜 |
歯が欠けた場合の治療例
1ダイレクトボンディング法による治療例
硬いものを噛んだ時に歯の先端が欠けてしまったとの事でした。エナメル質のわずかな欠けですが、先端の透明度の高い部分でしたので審美的な仕上がりにするため自費のダイレクトボンディング法で治しました。
2ジルコニアセラミッククラウン法による治療例
歯ぎしり、食いしばりで奥歯のセラミックと自分の歯が欠けてしまったケースです。
欠けた歯が全体的にすり減っており、歯が平らになってしまっているため機能回復と審美性の改善をするため、強度と審美性を兼ね備えたジルコニアセラミッククラウンで治療を行いました。
歯が欠けた場合の応急処置
欠けた歯を捨てない
破折線がきれいで細かい破片がない場合は、欠けた歯を接着剤で戻せたり、修復する際に使用できることがあります。
欠けてしまったら、歯を捨てずに保管し、ご持参下さい。
歯が欠けた部分に触れない
歯が欠けた部分に触ると、細菌感染をして痛みが増したり、さらに歯が欠けてしまうこともあります。食べ物も当たらないようにして、できるだけ触らないように気をつけて下さい。
痛みがある場合は鎮痛剤を飲む
歯が欠けた後に痛みが出てきたら、我慢しないで鎮痛剤を飲んで下さい。痛みや炎症を抑える効果があります。
放置せずに歯科医院へ行く
わずかな欠けや痛みがなくてもできるだけ早めに歯科医院に行くようにして下さい。そのままにしておくと、欠けた部分が細菌感染を起こし痛みが出始めたり、欠けた部分が広がることがあります。また、長期間放置することで噛み合わせが悪くなり、周りの歯やお顔にも悪影響が及んでしまいます。早めに歯科医院に行って診てもらうことが大切です。
歯が欠けた際によくある質問
歯が欠けた場合、自分で埋めてもいいですか?
欠けた部分を自分で埋めたり修復することは避けて下さい。適切な材質と正しい方法で修復をしないと噛み合わせが悪くなったり欠けた部分から感染して痛くなることがあります。審美的にも望ましくないため、欠けた場合には歯科医院で治すようにしましょう。
歯が欠けた場合、保険適応でも治療できますか?
欠けた部分は、保険適応でも治療をすることができます。機能的な回復は保険の範囲で行えます。欠けた部分や大きさによっては、審美的で質の良い詰め物や被せ物でも修復が可能ですので歯科医師にご相談下さい。
欠けた歯は再生しますか?
欠けた歯は、残念ながら再生することはありません。
欠けた歯を放置していても大丈夫ですか?
欠けた歯は、痛みがないからと言ってそのまま放置しておくと、虫歯が進行することがあります。また、欠けた部分が大きくなってしまい、修復治療の際に歯を削る量が多くなったり治療回数が増えることがあります。痛みや症状がなくても早めに歯科医院で治すことが大切です。
まとめ
歯が欠けてしまった時は、痛みや症状がなくても、できるだけ早めに歯科医院を受診することが大切です。少しの欠けでも、歯の健康は損なわれています。
一部がわずかに欠けただけのように見えても、レントゲンを撮ってみたら内部で虫歯が進行していた、ということも少なくありません。
とくに、歯と歯の間の虫歯の場合は、見かけ上もわからず、痛みも症状もなく進行し、ある程度大きくなってから歯の一部が欠けてしまうこともあり、自分では気がつかないうちに虫歯が進行している場合があります。欠けたことがきっかけで来院したら、進行した虫歯が見つかった、ということも臨床ではよくあります。
現在は、虫歯が進行していても痛みが出ていなければ神経を残せる方法もありますし、欠けた範囲が小さければその日に治せることがほとんどです。また、欠けた部分がどこかによっても、何が原因で欠けてしまったのかがわかります。
また、虫歯ではないのに欠けてしまった、という方は、噛み合わせが原因していることも多く、歯ぎしりや食いしばりの影響であることも多々あります。
原因が分かれば、今後、歯が欠けないような防止改善策が行えます。
スポーツや転倒での欠けはアクシデントですが、通常の日常生活で歯が欠けてしまう、ということは何かお口の中でトラブルが起こっているサインです。
早めの対応が功を奏しますので、放置はせずに歯科医院に行くことが大切です。
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監修者
- アンチエイジングデンタルクリニック恵比寿 小川 朗子(おがわ あきこ) 担当科目:一般歯科/専門治療 矯正歯科・点滴療法
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1996年 鶴見大学歯学部卒業
1997年〜2006年 都内開業医勤務
2004年〜南青山デンタルクリニック副院長
2006年 アンチエイジングデンタルクリニック恵比寿開院
2007年 抗加齢医学会認定専門医取得
2015年 インビザライン認定医取得
2017年 高濃度ビタミンC点滴認定医取得
2018年 インディアナ州立大学歯学部 歯科矯正プログラム認定医取得 - 公式サイトトップへ