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【矯正歯科, インビザライン】

矯正後の後戻りは再矯正で治せる?後戻りの原因と矯正治療法について

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矯正後に後戻りしてしまい、再矯正を検討中の方も多いのではないでしょうか?昔矯正をしたけれど、だんだん歯が動いて戻ってきてしまった、、といったお悩みで当院の矯正相談にいらっしゃる方も多いです。今回は、矯正後の後戻りの原因と再矯正やその費用、治療方法について解説します。

矯正後の後戻りの原因

矯正後の後戻り 後戻り再治療

リテーナーの使用不足

後戻りの原因の多くは、矯正治療後にリテーナーを適切に使用しないことです。全体的な矯正、前歯だけの部分矯正など、どのような矯正方法でも治療後の保定は必要になります。

とくに、治療直後はリテーナーの装着時間をしっかり守ることが重要です。当院では、治療後2年間は日中も含めて12時間程度、2年目以降は就寝時のみでOK、年数が経てば保定装置を装着する時間も減らせますが、基本的に矯正治療後は永年的に保定装置を装着していただくことをお願いしています。何もつけずにいると歯は必ず後戻りしてしまうからです。時間が経つにつれて装着を怠る人が多くなってしまいますが、綺麗な歯並びをキープするためにも保定装置をつけることを習慣づけましょう。

 

悪習慣

舌癖(舌を歯に押し当てるなど)や、歯を食いしばる癖があると、歯が元の位置に戻ろうとする力が働き、後戻りの原因になります。保定装置をしていても、このような癖のある方は歯と歯の間にすき間ができたり、歯が前に出てきてしまうこともあります。

不十分な矯正治療

治療のゴールが最終的な理想的な位置とかなりずれてしまっている場合や、しっかり仕上げまでを行わない段階で矯正装置を外してしまったりなど、治療技術や方針によっても後戻りの可能性が高くなることがあります。

骨格的な問題

骨格的な問題のある不正咬合を無理に矯正することや、本来は抜歯矯正が適応するケースを非抜歯矯正した場合など、矯正前の診断と治療計画の問題も後戻りの原因になります。

その他の要因

寝る時の姿勢(うつ伏せ寝)や頬杖、歯ぎしり、歯周病、加齢、遺伝なども後戻りに影響を与える原因になります。

 

後戻りした場合の再矯正について

矯正後に何かしらの理由で後戻りをしてしまった場合、再矯正は可能です。後戻りの状態によってどの装置で再矯正を行うかを判断しますが、当院ではインビザラインやアソアライナーによるマウスピース矯正で後戻りを治すことが多いです。

後戻り矯正でマウスピース装置を使うメリット

ブラケットやワイヤーを付けなくて良いこと

アライナー1枚に対しての歯の移動量が決まっているため、無理がかからない(歯への負担が少ない)

わずかな後戻りの場合は1回、2回などの数回で治療が完了すること

が挙げられます。後戻りして数年、または後戻りが軽度な場合はマウスピース矯正で十分結果が出せます。

しかし、マウスピース矯正で挫折してしまい中断した場合の後戻りケースは再度同じ装置を使うのは要注意です。ご本人に「次こそは!」の強い意思があることが重要になります。難しいようであれば、完全に医師側で歯の動きをコントロールできるワイヤー矯正で行い、保定装置もワイヤー固定&マウスピースのW保定にするなど、次は後戻りがないように入念に調整を行います。舌癖がある場合は、矯正中に改善トレーニングを行います。

再矯正のリスクとデメリット

歯根吸収、歯の動揺、歯肉退縮(歯肉下り)などがあります。すでに歯肉が下がっている場合は、過度にその歯に負担がかからない範囲で行うこともあります。再矯正する際には、レントゲンでの診査や歯周病の検査など、矯正に入る前に検査と診断が重要です。再矯正で起こり得るリスクが高い場合には、歯並びをセラミックで治すことも視野に入れて治療計画を立てています。

後戻りの再矯正

矯正後の後戻り

以前の矯正治療後、2回後戻りをしてしまい、前歯の長さを揃えたいとのご希望でした。一般的には後戻り再矯正ではマウスピースを使用することが多いですが、歯の長さを揃えるような「歯の上下的な動き」をしないといけない場合にはワイヤーが最適です。

歯の高さを揃える矯正後の後戻り

表側のワイヤー矯正で歯を下げる動きを行い、高さと並びを整えました。再度の後戻りのリスクが高いことから、矯正後は裏側のワイヤーで固定する保定装置を使用しています。

治療期間 10ヶ月 費用  ¥330000(税込)

後戻りで開いてしまった前歯。歯のすき間。

数年前に矯正した後、歯のすき間がだんだん空いてきてしまったとのことで再矯正を行いました。

歯のすき間後戻りの再矯正

歯のすき間を閉じる再矯正はマウスピースが最適です。7ヶ月ですき間が閉じました。

治療期間 7ヶ月 費用  ¥220000(税込)

再矯正後の注意点

後戻り防止のための舌トレーニング

再矯正が無事に終わった後は保定期間に入りますが、2回目の後戻りがないように保定装置を必ずつけることが重要です。舌癖がある場合は、矯正中からトレーニングすることが大切です。

矯正後の後戻りを防止する舌トレーニングの効果  歯ぎしりや食いしばりの方にもおすすめトレーニング

保定装置の装着

何より、保定装置を必ず装着するようにしてください。マウスピース型の装置なら矯正治療後2年間は1日12時間程度、その後は就寝時に必ず装着することです。年数が経過すると装着時間は少し減らせますが基本的に保定装置は永年的に使用することが後戻り防止に重要です。

もし、日中のマウスピース装着が難しい場合は、歯の裏側にワイヤーを接着剤で固定するといいでしょう。当院では、後戻りのリスクが高い方や日中のマウスピース保定装置をつけることが難しい方にはワイヤー固定をし、就寝時にはマウスピース型の保定装置をつけるW保定をおすすめしています。歯は、食事の際の噛む力や寝ている時の噛み締めや食いしばりで動いてしまうため、保定装置をつけないと確実に後戻りをします。そのため、必ず保定装置をつけることが綺麗な歯並びをキープするためにとても重要なのです。

保定装置 リテーナー

マウスピース型のリテーナー。矯正終了後は必ず装着します。

庄タイプのリテーナー後戻り防止 保定装置

このような、義歯の形のリテーナーもあります。
歯が内側に倒れないようにする他、前歯が出っぱってこないようにするための機能があるリテーナーです。
後戻りの可能性が高い場合にマウスピース型と併用して使用することがあります。

後戻り防止 ワイヤー固定

後戻りリスクの高い方や、日中はマウスピースがつけられないという方には、裏側ワイヤーで固定する方法をおすすめします。

まとめ

歯の矯正は、終わった後が大事。歯並びをキープするために保定装置の装着が最も重要です。せっかく費用と時間をかけて綺麗にしたのだから、ぜひ綺麗になった歯並びを崩さずに保って頂きたいと思います。

当院では、元々の歯並びや噛み合わせ、矯正期間、歯ぎしりや食いしばり癖、舌癖の有無などから判断し、とくに後戻りの可能性の高い場合には、その方に合った保定装置の選択をして極力後戻りがないように努めています。

また、矯正後の定期検診も重要です。わずかな後もどりが起きていた場合でも早期に対応ができるためです。噛み合わせのチェックや保定装置の調整などで治せることも多く、再度の装置装着を避けることもできるため、定期検診は必ず受けていただくよう、お伝えしています。

他院で行った再矯正にも対応しておりますので、矯正後に後戻りしてしまっている方で、リテーナーだけを再作成するか再度の矯正をするかを検討中など、お悩みのある方はお気軽にご相談ください。

 

 

 

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小川朗子

監修者

アンチエイジングデンタルクリニック恵比寿 小川 朗子(おがわ あきこ) 担当科目:一般歯科/専門治療 矯正歯科・点滴療法
1996年 鶴見大学歯学部卒業
1997年〜2006年 都内開業医勤務
2004年〜南青山デンタルクリニック副院長
2006年 アンチエイジングデンタルクリニック恵比寿開院
2007年 抗加齢医学会認定専門医取得
2015年 インビザライン認定医取得
2017年 高濃度ビタミンC点滴認定医取得
2018年 インディアナ州立大学歯学部 歯科矯正プログラム認定医取得
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