【審美歯科】
ホワイトニングでは白くならない歯も美しく。黄ばみ・黒ずみを“理想の白さ”に近づける医療的アプローチ
Last Updated on 2025年12月10日 by 小川朗子
ホワイトニングでは白くならない歯も美しく。黄ばみ・黒ずみを“理想の白さ”に近づける医療的アプローチ

「歯を白くしたいけれど、ホワイトニングだけで大丈夫?」「根元の茶色や黒ずみが気になる…」
そんなご相談を多くいただきます。
実は、歯が白くならない理由は一つではなく、原因によって最適な治療方法が異なります。
AADCでは、むやみに強い薬剤を使ったり、過度に白く仕上げたりすることはありません。患者様のご希望をもとに
口元に調和する、清潔感と透明感のある白さを重視しています。
“歯の健康を守りながら、品よく自然な白さへ”
これが当院の治療理念です。
本記事では、歯の黄ばみ・黒ずみの原因別に最適なアプローチを分かりやすく解説し、
ホワイトニングで白くならない歯への医療的選択肢をご紹介します。
目次
歯が白くならない4つの原因
① 表面の着色・黄ばみ(コーヒー・紅茶・ステイン)
歯の表面に付着した汚れや着色によるもので、PMTCクリーニングで最も改善が期待できます。
エアフローで微細なパウダーを吹き付け、汚れを完全除去することで透明感が戻り、自然な白さが復活します。
② エナメル質の内部まで黄ばみが進んでいる場合
加齢・生活習慣・遺伝的要因などで内部の色が暗くなっているケース。
ホワイトニング(オフィス/ホーム)が効果的 です。
AADCでは、ホワイトニング前に必ず専用機器で下地処理(クリーニング)を行い、
薬剤の浸透を高めることでムラのない自然な白さに仕上げます。
③ 神経のない歯の黒ずみ・根元の茶色
神経を失った歯は内部から変色するため、ホワイトニングでは白くなりません。
この場合は、ラミネートベニアやセラミッククラウン が適応となります。
当院では周囲の歯の透明感・質感まで合わせるため、シェードテイク(色合わせ)を丁寧に行い、
品よく自然な白さに仕上げることを重視しています。
④ 詰め物・被せ物の変色
レジン(白い詰め物)や古い差し歯の色調変化はホワイトニングの効果がありません。
材質の交換(セラミック等)が唯一の改善方法になります。
白くするための3つの方法(比較で最適解がわかる)
1|PMTCクリーニング(表面の汚れをリセット)
専用のエアフロー機器と粒子を使い、歯の表面の着色・黄ばみ・バイオフィルムを除去します。
クリーニング後にはミネラルペーストで歯質を強化し、ツヤのある白さに仕上げます。
AADCのPMTCは、汚れの種類によってパウダーを使い分け、仕上がりの透明感にこだわるのが特徴です。
2|ホワイトニング(内部から白くする)
エナメル質の内部から黄ばみを漂白することで、自然で明るい白さを引き出します。
初めての方は、まずクリニックで行うオフィスホワイトニングがおすすめです。
当院では、
・施術前の丁寧な下地作り
・一人ひとりの歯質を見極めたホワイトニングコース選択
・“健康的な白さ”を守る照射条件
を重視しています。
ホワイトニング後は、ホームホワイトニングとPMTCで白さの維持が可能です。
3|セラミック治療(ホワイトニング不可の歯を美しく)
神経のない歯、変色の強い歯、ホワイトニングで効果が出ない歯には、
ラミネートベニア・セラミッククラウン が最適です。
AADCでは、
・顔立ちに合う「品のある白さ」
・透明感まで再現する審美技工
・歯を守る極力削らない治療計画
・院内での立会いシェードテイク
を重視しています。
“自然で上品な白さ”を追求する方には最も満足度の高い選択肢です。
迷ったらこれ!白くする方法の早見表
| お悩み | 最適な治療 |
|---|---|
| 表面の黄ばみ・着色 | PMTCクリーニング |
| 歯そのものが黄ばみ | ホワイトニング |
| 神経のない歯の黒ずみ | セラミック治療 |
| 詰め物・差し歯の変色 | 材質の交換 |
症例(Before → After)
PMTCクリーニングの症例
着色や黄ばみが強いケースでも、クリーニング1回でくすみが取れて明るさと透明感が戻ります。
Before

After

ホワイトニングの症例
内部の黄ばみが原因の方は、ホワイトニングで自然な白さへ。
Before

After

セラミック治療の症例
神経のない歯・テトラサイクリン・濃い変色も上品な白さへ改善できます。
①神経のない歯 1本のみをセラミッククラウンに。1本でも周りの天然歯に調和した白さに。※ホワイトニングは行なっていません。
Before

After


②神経のない歯1本と詰め物跡の目立つ歯をセラミッククラウンに。

After

③テトラサイクリン歯をラミネートベニアで色調改善しています。
Before

After

AADCが「品よく自然な白さ」にこだわる理由
白ければ良いわけではありません。
当院が大切にしているのは、
- 歯と歯ぐき、そして顔立ちとの調和
- 加齢とともに失われやすい“清潔感のある白さ”の再現
- 歯を傷めない、無理のない治療計画
- 患者様の品を損なわない自然な美しさ
40代以降の方から「ここまで自然に仕上がるんですね」との声を多くいただく理由は、
“白さの美意識”と“医学的な誠実さ”を両立しているからです。
まずはお気軽にご相談ください
歯の白さは、ご自身では原因を判断しづらいものです。
ホワイトニングが適している場合もあれば、別の方法が最善なこともあります。
当院では、
・原因診断
・最適な治療方法の提案
・無理のない健康的な白さづくり
を大切にしています。
「自然で上品な白い歯になりたい」
医師による丁寧なカウンセリングでは、患者様一人ひとりに合わせた最適なご提案をしています。
どうぞお気軽にご相談ください。
当院のInstagramアカウントはこちら
-
治療相談受付中!
まずはお気軽にご連絡ください。 -
\ お電話はこちら /
⌚受付時間:10:00-13:00/14:30-19:00
-
\ 治療相談受付中! /
矯正無料相談・審美治療相談
監修者
- アンチエイジングデンタルクリニック恵比寿 小川 朗子(おがわ あきこ)
-
1996年 鶴見大学歯学部卒業
1997年〜2006年 都内開業医勤務
2004年〜南青山デンタルクリニック副院長
2006年 アンチエイジングデンタルクリニック恵比寿開院
2007年 抗加齢医学会認定専門医取得
2015年 インビザライン認定医取得
2017年 高濃度ビタミンC点滴認定医取得
2018年 インディアナ州立大学歯学部 歯科矯正プログラム認定医取得
2018年 著書「若さを取り戻す歯のエイジングケア」出版 - 公式サイトトップへ