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【矯正歯科, インビザライン】

見えない、痛くない装置で歯並びを直す。快適マウスピース矯正の実際

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今や、マウスピース矯正もさまざまな種類があって、矯正を始めたいけれど、どう違うの?何がいいの?と迷っている方も多いのではないでしょうか?

と言うわけで、今回のブログではマウスピース矯正の正しい知識をお伝えします。

マウスピース矯正とは?

透明で目立ちにくい

自分で取り外しができて、食事や歯磨きはいつも通りに行える

歯の表面にブラケットやワイヤーをつけない

金属アレルギーの方も安心して矯正ができる

痛くない

自分で治療を進められる(マウスピースを一定期間で取り替えていく)

という特徴があります。これは、どのマウスピース矯正でもほぼ共通です。

 

当院では、

○インビザライン

○クリアアライナー

の2つのマウスピース矯正を行なっていますが、それぞれの特徴、メリットデメリットについてご説明します。

 

インビザライン

✔︎世界シェアno1のマウスピース矯正 世界的にも症例数は圧倒的

✔︎ワイヤーで行える矯正はインビザラインでも行えるというくらい、症例の許容範囲が広い

✔︎奥歯を大きく動かせる、歯列を拡大できる、噛み合わせも改善できる機能が豊富

✔︎最初の治療計画で最後までの全てのマウスピースが出来上がる&お渡しできる。来院頻度は少なく、3ヶ月〜4ヶ月に1回でもOK。

✔︎シミュレーション3D動画にて治療計画を見ることができる。期間やマウスピースの枚数も確認できる。

✔︎歯並びの状態によってプランが選べて、料金明確。トータルコストでのお支払いのみ、毎回の来院時調整料金はなし(当院の場合)

クリアアライナー(アソアライナー)

✔︎ インビザラインよりも低価格で始められる

✔︎マウスピースは2枚または3枚1セットでお渡し。厚みの違うマウスピースを使って徐々に歯を動かしていく

✔︎毎回の型取りで歯型を作りマウスピースを作るシステム

✔︎毎月の来院が必要

✔︎インビザラインよりも薄く、より目立ちにくい

✔︎軽度な前歯の歯列不正向き。奥歯の動きを要する場合や噛み合わせを直すのは難しい。

といった違いがあります。

矯正装置の機能面やサービスから考えると、インビザラインは非常に優れているので、全てのケースをこれだけでも行えるのですが、

難点なのが

○他のマウスピース矯正より料金が高いこと

○海外発注のため納期に時間がかかること(1ヶ月ほど待つこともあり)

ですので当院では、患者様のニーズと症例によって選択できるよう、2種類のマウスピース矯正を取り扱っています。

軽微な歯列不正や矯正後の後戻りなど、マウスピースの製作枚数が5回〜7回以下で終了するようなケースについては、料金が安いクリアアライナーで行うことが多いです。

軽度〜中等度以上歯列不正の場合には、歯並びを治すのにも時間がかかる、つまりマウスピースの制作枚数も増える、と言うことで結果的にインビザラインのプランの方がお得なので(追加アライナーという制度があるため)こちらをご提案しています。

 

同じように見える軽度の歯並び不正でも、どちらの装置が適切か治療例写真を参考にしてみてくださいね。

 

上の前歯左側の歯がねじれていますよね。以前に行った矯正後の後戻りのケースです。こういった「ねじれ」のあるケースはしっかり歯を回転させる必要があり、アタッチメントをつけて動かすインビザラインが向いています。治療計画の段階で回転速度を調整できてゴール設定が明確に出るので安心です。
このくらいのねじれであればエクスプレスプラン(追加アライナー1回を使用し7ヶ月で終了)で行えます。

つまり、こういった動きを必要とする場合です。インビザラインだと歯を回転させるのに適した機能があるので、とても効果的です。

クリアライナーでも直せるケース

こちらは、前歯の前後的な位置を改善したいケースです。わずかに凸凹があり、斜めから見ると中心2本の隣の前歯がやや引っ込んでいますね。こちらはクリアアライナー向き。3、4ヶ月片顎15万(税別)で行えます。

対顎も同じく、やや凸凹しているのを治したいとのことで、上と合わせてクリアアライナーで直します。歯の凸凹が軽度、重なっていたり歯がねじれていない場合は費用を抑えられるクリアアライナーで効果的に治せます。

マウスピース矯正には欠かせない「プライヤー」

マウスピース矯正で使用する専用プライヤー。歯の動きがやや遅れている時や歯を押す力を強くしたい時などに使います。

こんな風に歯にあたる部分に凹みをつけて動きをサポート。その歯がしっかり押されてる感じがわかります。

 

 

写真は参考例ですが、そのほかすきっ歯、歯と歯の間をうめたい、方にもマウスピース矯正はとっても向いています。

歯並びによって、また初めての矯正なのか、以前行った矯正治療の後戻りなのかも、どちらのマウピースにするかの判断基準にしています。

最後に、、

☆マウスピース矯正だと難しいケースとしては

○前歯の長さが違う(とくに中心の前歯の隣の歯、側切歯が短い)場合、前歯の長さを揃えたい場合

○歯1本1本が曲がっている、歯軸が曲がっている場合

です。マウスピース矯正は基本的に歯を上下に動かすことがあまり得意ではありません。インビザラインだと、ゴムをかけて引っ張ることもできますが、かなり時間がかかります。上記のお悩みで歯並びを治したい方はワイヤー矯正の方が向いていることがありますので、こちらもご相談ください。

 

 

大掛かりにならず、痛くなく、取り外しができて、いつもの自分の歯で食事ができたりブラッシングができるのは、ストレスフリー!

マウスピース矯正で、歯並びを直したい!と言う方はお気軽にご相談くださいね。

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インビザライン.マウスピース矯正について詳しくはこちら

 

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小川朗子

監修者

アンチエイジングデンタルクリニック恵比寿 小川 朗子(おがわ あきこ) 担当科目:一般歯科/専門治療 矯正歯科・点滴療法
1996年 鶴見大学歯学部卒業
1997年〜2006年 都内開業医勤務
2004年〜南青山デンタルクリニック副院長
2006年 アンチエイジングデンタルクリニック恵比寿開院
2007年 抗加齢医学会認定専門医取得
2015年 インビザライン認定医取得
2017年 高濃度ビタミンC点滴認定医取得
2018年 インディアナ州立大学歯学部 歯科矯正プログラム認定医取得
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