【矯正歯科】
前歯の長さを揃えるには?
歯並びのお悩みで、ガタガタや出っ歯、すきっ歯の次に多いのが
・前歯の長さが違う
・歯が曲がっている(曲がって見える)
・歯の真ん中が顔と合っていない
です。
前歯の長さが違っていたり、形にゆがみがあると、お顔も曲がって見えることがあります。自分の笑顔に違和感を感じたら、歯が原因かもしれません。
実際には、歯1本1本が曲がっているのか、歯列全体が左右どちらかにずれてしまっているのか?または、歯の元々のかたちの問題なのか、何が原因しているのかによっても直し方が変わってきます。
もともと、左右の奥歯どちらかが1本足りないなどの非対称なケースの場合は歯の真ん中と顔の真ん中を合わせるのが難しいこともありますが、そうでない場合は、矯正治療やエステティックオルソメソッド(審美治療)で直せることが多いです。今回はその代表的なケース3タイプのお悩みについて、ご説明していきますね。
○前歯の長さが違う
これは、八重歯の方にも多いお悩みですが、歯肉の高さが違っていたり中央の前歯2本の長さが不揃い、などのことです。歯の長さや歯肉の高さを揃えるには上下的な動きを得意とするワイヤー矯正が適しています。マウスピース矯正で行う場合は、上下の歯にゴムをかけたり時間をかけて行えば可能ですが、ワイヤーほどの効果が出にくいです。部分的な矯正で長さを直したいなら、短期的なワイヤー矯正の方が向いています。
審美治療で、“見た目上の”前歯の長さを揃える治療では、セラミッククラウン法が適しています。歯肉形成術を行い、仮歯で歯の形を整えてからセラミッククラウンを入れます。歯肉をカットし、その位置で安定させるためには同じセラミック治療でも、ラミネートベニアよりクラウンの方がBetterです。




○歯が曲がっている(曲がって見える)
こちらは、歯並びの問題であることが多いので、ほとんどの場合は矯正治療で直せますが、元々の歯の形が原因で曲がって見えることもあり、この場合は矯正後に審美治療も行って改善しています。曲がっている歯を直すには、ワイヤー矯正でもマウスピース矯正でも適応します。あまりに歯そのものの歪みが大きい場合はワイヤー矯正だけで行うか、始めにワイヤーである程度歪みを改善してからマウスピース矯正で最終的な段階まで調整するなど、コンビネーション矯正を行っています。矯正治療で歯並びが整ったにも関わらずまだ曲がって見える、といった場合は歯のかたちを調整することで一気に悩みが解決することもあります。




スマイルもとても綺麗になりました。
最終的に綺麗な口元に仕上げるには、前歯が、笑った時にスマイルラインに沿ったカーブになっているか、顔に対して上の前歯の位置がずれたり曲がって見えていないか、がとても重要なポイントです。当院では、可能な限り、この重要ポイントをクリアできるよう努めています。
○歯の真ん中が顔と合っていない
こちらも多いお悩みの一つですが、主に上の歯の正中が顔に対して左右のどちらかにずれていることが原因です。歯列全体のズレであることも多く、その場合は前歯のみの部分的な矯正では直すことができません。当院だとマウスピース矯正のインビザラインで奥歯も含めた全体矯正で直しています。


前歯のお悩みは一人一人違うので、その方のご希望に合った最適な方法を矯正歯科、審美歯科の両方の視点からご提案させていただき、満足度の高い治療を心がけております。
気になることがあれば、矯正相談、審美相談にぜひお越しください。
初回相談料は無料です。お気軽にどうぞ。
幅広いケースにも対応できる、歯を抜かないインビザライン矯正
細かいオーダーにもお応えできる、前歯審美歯科治療