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【インビザライン】

インビザライン治療のメリットとデメリット

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インビザライン治療とは?

インビザライン治療は、歯列矯正を考えている方にとって魅力的な選択肢であると思います。
目立たない見た目や取り外し可能であることにより、普段通りの生活を送りながら歯並びを矯正することができます。

また、快適な装着感と歯磨きのしやすさも利点として挙げられます。

しかし、適用範囲の限定や日常的なケアの重要性、初期の違和感といったデメリットがあることもご理解の上、検討されることをおすすめします。
治療方法を選択する際には、歯科医師との相談を通じて自身の症状やニーズに合った適切な選択を行いましょう。

インビザライン治療のメリット

インビザライン治療には以下のようなメリットがあります。

目立たない外見

インビザラインのマウスピースは透明であり、ほとんど目立ちません。このため、歯列を矯正しながらも外見上の変化を気にすることなく普段通りの生活を送ることができます。

取り外し可能

インビザラインのマウスピースは取り外し可能です。食事や歯磨きの際には外すことができるため、従来の矯正装置よりも清潔さを保ちやすく、食事の制約も少ないです。

快適な装着感

インビザラインのマウスピースは滑らかで丸みを帯びた形状であり、口腔内に違和感を与えることが少ないです。従来のブラケットとワイヤー矯正装置のように出っ張った部分がないため、舌感も良く、口元が突出する感じもなく、口内への刺激や傷がつくような可能性もほぼありません。

歯磨きのしやすさ

マウスピースを外して歯磨きができるため、従来の矯正装置よりも歯磨きがしやすくなります。歯垢や食物の残りが溜まりにくく、口腔の健康を維持しやすくなります。

治療のゴール設定が明確

インビザラインは、治療計画説明時や治療途中でも、治療開始から終了までの治療の過程を動画で確認する事ができます。期間の目安や治療の進捗状態も患者様ご自身で確認できるため、モチベーションも上がりますし安心して治療を進める事ができます。ゴール設定が明確なこともインビザライン治療のメリットの一つです。
インビザラインは若年層からシニア世代まで治療の選択肢としては幅広く、この方法で治療を受ける方が多くいらっしゃいます。

また、インビザラインであれば、結婚式の参列など華やかな場で設置しても目立つことがなかったり、大切なイベントの際には、一時的に外して出席するといった調整が可能です。

非抜歯での矯正が可能

インビザラインは、後方に歯を動かし歯列を側方拡大することができるため、従来歯を抜かないと行えないケースも非抜歯で治すことができます。奥歯を動かし、それでもスペースが足りない場合はIPRと言って歯と歯の間をわずかに削りながら動かすことができます。削る量はわずか0.2mm~0.5mm程度で、ヤスリのような専用の器具で慎重に削るため痛みもありません。当院では、歯を抜かずにインビザライン治療を行なっています。

インビザライン治療について

マウスピース矯正専門サイトはこちら

 

インビザライン治療のデメリット

インビザライン治療には以下のようなデメリットがあります。

自己管理が重要

インビザラインは、患者様ご自身が治療に必要なアライナー(マウスピース)を順次交換していき、治療を進めていく矯正方法です。

そのため、規定の装着時間(約20時間)を守り正しく装着しないと、歯が動かず治療計画通りに進まない事があります。
インビザライン治療は、ご自身での管理が行える事が重要です。また、マウスピース自体を装着することに抵抗がある場合は、インビザライン治療は難しいかもしれません。

適用範囲の限定

インビザラインは、重度の上顎前突や下顎前突などの骨格性要因を含む歯列不正には適さないことがあります。治療の可否は歯科医師との相談が必要です。

日常的なケアの重要性、治療中の虫歯リスクについて

マウスピース矯正では、歯垢が残ったままの状態でアライナーを装着していると、治療中の虫歯リスクが高くなります。そのため、アライナーを装着する前のブラッシング、または口をゆすぐ、外した際のブラッシングを丁寧に行うことが重要です。着色もつきやすいため、気になる方は定期的な診察毎のクリーニングをおすすめしています。(当院ではインビザライン中のPMTCクリーニングを特別価格でご提供しています)

また、虫歯リスクを上げないために砂糖入りの飲み物はできるだけ避けるようにしてください。

初期の違和感

インビザライン治療の初期段階では、マウスピースに慣れるまで違和感を感じることがあります。話すときに一時的な発音の変化が起こることもありますが、通常は数日から数週間で慣れていきます。

インビザラインのメリットとデメリットのまとめ

インビザライン治療は、透明なマウスピース型の歯科矯正装置であり、目立たない外見や取り外し可能といった特徴があります。
また、快適な装着感と歯磨きのしやすさも利点として挙げられます。

ただし、インビザライン治療にもデメリットがあります。自己管理で治療を進めることができないと治療計画通りに歯が動かないこと。また、適用範囲が限定されており、重度の歯列不正や特定の症例に対しては適用されないことがあります。

また、日常的なケアが重要であり、初期段階では違和感を感じることがあります。

インビザライン治療で迷っている方が確認すると良いこととは?

インビザライン治療は、目立たない外見や取り外し可能性、快適な装着感、歯磨きのしやすさなどのメリットを持っています。

ただし、適用範囲の限定や日常的なケアの重要性、初期の違和感などのデメリットも存在します。
インビザライン治療を検討する場合は、担当医との相談を通じて自身の症状やニーズに合った治療方法を選択することが重要です。

 

インビザライン治療が適切か迷っている方に向けたフローチャート

インビザラインの治療を行うか迷っている方、またインビザライン治療を行うことができるのかを確認する簡単なフローチャートをご紹介します。

Q1 歯列の不正の程度を確認

  • – 軽度な歯列不正(歯並びのわずかな歪みやすきっ歯など)ですか?
    └該当する場合はQ2-1の質問を確認してください。
  • – 重度な歯列不正(顎の骨の問題や大きな噛み合わせの問題など)ですか?
    └該当する場合はQ2-2の質問を確認してください。

Q2 歯列の不正の程度について確認

[軽度な歯列不正の場合]

Q2-1 – インビザラインの治療による矯正が希望ですか?

  • – Yes:インビザライン治療は一般的に適切な治療法です。歯科医師と相談して治療の詳細や期間、費用などを確認しましょう。
  • – No:別の矯正方法(従来の矯正装置など)を検討することをおすすめします。歯科医師と相談して最適な治療法を見つけましょう。

[重度な歯列不正の場合]

Q2-2- 歯科医師との相談を済ませましたか?

    • – Yes: 矯正無料相談適切な治療方法を選択しましょう。インビザライン治療が適切であれば、その選択肢についても検討します。
    • – No:まずはご相談頂くことをおすすめします。歯列の問題に対してインビザライン以外にも最適な治療法を専門家からアドバイスを受けましょう。

以上が簡易的なフローチャートとなります。いかがでしたか?

当院では矯正相談時に無料シミュレーションを行なっています

インビザライン治療をご希望の方や矯正治療のご相談時には口腔内スキャナーを使用して無料シミュレーションを行なっています。矯正後の歯並びを見ることができ、インビザライン治療が適切かどうかも含めて期間や費用についての詳細もご説明させて頂いています。インビザライン治療が適切でない場合には他の装置でのご提案も可能です。

記事監修  小川朗子

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小川朗子

監修者

アンチエイジングデンタルクリニック恵比寿 小川 朗子(おがわ あきこ) 担当科目:一般歯科/専門治療 矯正歯科・点滴療法
1996年 鶴見大学歯学部卒業
1997年〜2006年 都内開業医勤務
2004年〜南青山デンタルクリニック副院長
2006年 アンチエイジングデンタルクリニック恵比寿開院
2007年 抗加齢医学会認定専門医取得
2015年 インビザライン認定医取得
2017年 高濃度ビタミンC点滴認定医取得
2018年 インディアナ州立大学歯学部 歯科矯正プログラム認定医取得
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